こんにちは。喫茶スロースの新人スタッフ泥棒キャッツです。
さてさてコーヒー屋さんの最重要課題というと、豆の焙煎ではないでしょうか。
泥棒キャッツはまだ見習い店員なので、焙煎のことはまったくわからないのですが、それがいかに大切なことかというのは半人前のキャッツでもひしひしと感じます。
なぜなら、焙煎をしている時の美智乃さんの顔は、必殺仕事人の顔になっているからです!
普段はジャズやソウル、ロークンロールが流れるスロースに、「チャラリーンチャラリラリラリーン」というBGMが鳴り出したら、焙煎タイムの合図です。
「焙煎は何年やっても答えが出ないですね。探求心は尽きません。迷路のようですよ・・・。」
一仕事終えた美智乃さんは、今度は人生に迷う浪人生のような希望と不安に満ちた表情になります。
「でもね、毎回毎回新しい発見があるんですよ。この間も些細なことから少しやり方を変えてみたら、グンと味が良くなって。」
と少し嬉しそうに話す美智乃さんは、もう藤田まことの面影は消えています。
もちろん豆の産地や特徴によっても違うのでしょうが、そのときの気候や届いた豆の状態でも仕上がりが変わってくるのでしょう。
安定した味を維持する、またより良い味を出していくには、真摯に焙煎に向き合うことがとても大切なことなんだろうなと思います。
ちなみに喫茶スロースの焙煎機は3㎏タイプです。大量には焙煎できないぶん良いことがありまして、頻繁に焙煎するので、お客様には鮮度の良い豆でお出しすることができます。
ときどき焙煎が追いつかなくて、お店の営業中にも美智乃さんが仕事人になっていることがありますが。https://youtu.be/HtGi2BKIf2o
そのときは、急所を一突きされないようにどうぞお気をつけください。
それでは、次回もお楽しみに!読んでいただきありがとうございました。
———————-
スロース通信もくじ
スロース通信⑤「喫茶スロースはコーヒー交差点 -COFFEE SCRAMBLE- 」
スロース通信⑥「コーヒーのおともに4コマ漫画でもいかがですか?」
スロース通信⑦「友達、恋人、先輩・・・コーヒー豆の人物像に迫る!」
スロース通信⑨「NO BOOKS&COFFEE , NO LIFE」
———————-
この記事を書いた人
-
スロース見習い店員。複数形だけどひとりです。
普段は世を忍ぶ仮の姿として主婦やってます。
ねこによろしく。
この投稿者の最近の記事
- コーヒー2016年2月7日スロース通信⑩「喫茶スロースのカウンターでコーヒーを」
- コーヒー2016年1月29日スロース通信⑨「NO BOOKS&COFFEE , NO LIFE」
- コーヒー2016年1月22日スロース通信⑧「スロース劇場版 必殺!THE 焙煎」
- コーヒー2016年1月15日泥棒キャッツのコーヒー十番勝負!番外編「星になった男を想う」