こんにちは。喫茶スロースの新人スタッフ泥棒キャッツです。
先日、健康診断を受けてきました。健康診断で何がイヤかって胃のレントゲン検査です。
発泡剤とバリウムを飲むだけでも苦しいのに、その上グルグル動く検査台の上で、放射線技師の指示に従い、右だの、斜めだの、三回転だの、大慌てで体を動かさないといけないのです。
これがかなり難しくて、途中で訳が分からなくなってきます。
待っている受診者は当然テンションガタ落ちです。そんな我々を、今回の看護師さんは「ハイ!みなさーん、テンション上げていきますよー!そうじゃないと耐えられないですからね〜。動力系参加型アトラクション、3分間楽しんで行ってらっしゃーい!!」と送り出してくれました。
斜めに傾く台の上で、落ちないように必死につかまりながら、「ああ、早く暖かいコーヒーでほっと一息つきたい・・」と心底思いましたよ。
話は突然変わりますが、喫茶スロースのコーヒーは、焙煎したての豆を、注文が入ってから挽き、ハンドドリップしています。
その理由は、お客様の好みを聞いて、なるべくお口に合うコーヒーをお出ししたいから。
挽き方やドリップの方法で全然違う味になるんですよ。
私もお客として喫茶スロースのカウンターで淹れたてのコーヒーを飲むときは、毎回毎回「こんな味もあるんだ!」と感動していました。
そんなコーヒーの魔術師こと、店長の美智乃さんも、オープン当初はお店で淹れるコーヒーの味が心配で心配で仕方なかったそうなんです。
お客様に出すコーヒーは毎回、必要以上に味見をしていたものだから、いつしか胃薬が欠かせくなりました。
その上、お休みの時もコーヒー研究に余念がありませんので、東西の珈琲店を巡りコーヒーを飲み歩きます。
1日に10軒、梯子したこともあるそう!
そのときは胃薬を求めて薬局に駆け込み、胃薬片手にコーヒー巡礼を続けたそうですよ。
その結果、今ではコーヒーだけでなく、胃薬にもすっかり詳しくなり、パッケージを見ただけで効くものが判るようになった・・・そうです。
そういえば、スロースのバッグヤードには胃薬コレクションがあったような・・・
うーん、なんだか壮絶な感じですが、まさに情熱のなせる技ですね。
そんなコーヒー、ドラッグ(胃薬)、ロックンロール(レコード)と、三拍子揃ったスロースで、あなたにぴったりのコーヒーを探してみませんか?
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!
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スロース通信もくじ
スロース通信⑤「喫茶スロースはコーヒー交差点 -COFFEE SCRAMBLE- 」
スロース通信⑥「コーヒーのおともに4コマ漫画でもいかがですか?」
スロース通信⑦「友達、恋人、先輩・・・コーヒー豆の人物像に迫る!」
スロース通信⑨「NO BOOKS&COFFEE , NO LIFE」
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この記事を書いた人
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スロース見習い店員。複数形だけどひとりです。
普段は世を忍ぶ仮の姿として主婦やってます。
ねこによろしく。
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