スロース通信④「コーヒー、ドラッグ、ロックンロール」

こんにちは。喫茶スロースの新人スタッフ泥棒キャッツです。

先日、健康診断を受けてきました。健康診断で何がイヤかって胃のレントゲン検査です。

発泡剤とバリウムを飲むだけでも苦しいのに、その上グルグル動く検査台の上で、放射線技師の指示に従い、右だの、斜めだの、三回転だの、大慌てで体を動かさないといけないのです。

これがかなり難しくて、途中で訳が分からなくなってきます。

待っている受診者は当然テンションガタ落ちです。そんな我々を、今回の看護師さんは「ハイ!みなさーん、テンション上げていきますよー!そうじゃないと耐えられないですからね〜。動力系参加型アトラクション、3分間楽しんで行ってらっしゃーい!!」と送り出してくれました。

斜めに傾く台の上で、落ちないように必死につかまりながら、「ああ、早く暖かいコーヒーでほっと一息つきたい・・」と心底思いましたよ。

 

 

話は突然変わりますが、喫茶スロースのコーヒーは、焙煎したての豆を、注文が入ってから挽き、ハンドドリップしています。

その理由は、お客様の好みを聞いて、なるべくお口に合うコーヒーをお出ししたいから。

挽き方やドリップの方法で全然違う味になるんですよ。

私もお客として喫茶スロースのカウンターで淹れたてのコーヒーを飲むときは、毎回毎回「こんな味もあるんだ!」と感動していました。

 

そんなコーヒーの魔術師こと、店長の美智乃さんも、オープン当初はお店で淹れるコーヒーの味が心配で心配で仕方なかったそうなんです。

お客様に出すコーヒーは毎回、必要以上に味見をしていたものだから、いつしか胃薬が欠かせくなりました。

その上、お休みの時もコーヒー研究に余念がありませんので、東西の珈琲店を巡りコーヒーを飲み歩きます。

1日に10軒、梯子したこともあるそう!

そのときは胃薬を求めて薬局に駆け込み、胃薬片手にコーヒー巡礼を続けたそうですよ。

 

その結果、今ではコーヒーだけでなく、胃薬にもすっかり詳しくなり、パッケージを見ただけで効くものが判るようになった・・・そうです。

そういえば、スロースのバッグヤードには胃薬コレクションがあったような・・・

 

うーん、なんだか壮絶な感じですが、まさに情熱のなせる技ですね。

そんなコーヒー、ドラッグ(胃薬)、ロックンロール(レコード)と、三拍子揃ったスロースで、あなたにぴったりのコーヒーを探してみませんか?

喫茶スロース

 

それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!

 

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スロース通信もくじ

スロース通信①「喫茶スロースはナマケモノ?」

スロース通信②「こうしてスロースは始まった」

スロース通信③「喫茶スロースはチョコミントのお味」

スロース通信④「コーヒー、ドラッグ、ロックンロール」

スロース通信⑤「喫茶スロースはコーヒー交差点 -COFFEE SCRAMBLE- 」

スロース通信⑥「コーヒーのおともに4コマ漫画でもいかがですか?」

スロース通信⑦「友達、恋人、先輩・・・コーヒー豆の人物像に迫る!」

スロース通信⑧「スロース劇場版  必殺!THE 焙煎」

スロース通信⑨「NO BOOKS&COFFEE , NO LIFE」

スロース通信⑩「喫茶スロースのカウンターでコーヒーを」

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この記事を書いた人

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(((泥棒 キャッツ)))
スロース見習い店員。複数形だけどひとりです。
普段は世を忍ぶ仮の姿として主婦やってます。
ねこによろしく。

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