こんにちは。喫茶スロース永遠の新人スタッフ、泥棒キャッツです。
すっかり秋も深まって参りました。個人的には、いちばんコーヒーを飲みたくなる季節です。
ふらっと寄れる美味しいコーヒーショップが徒歩10分圏内にあれば、どんなにか素晴らしいだろうと想像しながら、スロースから遠く離れた自宅でコーヒーを淹れています。
さてさて今回は、私がどんなに遠くても通うようになってしまった喫茶スロースの開店のいきさつに迫ってみたいと思います。
それまでカウンターでコーヒーを飲むなんて大人な趣味はなかった私ですが、スロースを初めて訪れた時、お店の独特の雰囲気と、それでいてなんども通っているかのような居心地の良い空気に驚きました。
そして「どんな人が、どうしてここに、こういうお店を開いたんだろう」とがぜん興味を持った事を覚えています。
このお店のそもそものはじまりは、喫茶スロースのオーナー清水邦浩さんのこちらのインタビュー記事でも面白く紹介されていますが、もともとはギター教室を主催している清水さんが生徒さんの憩いの場となるような場所が欲しいと始まったのですね。
『今週の愛知県人 』2013年02月08日 (東洋経済オンラインより)
ただ、奥さんであり現在の店長、美智乃さんは猛反対していたそう。
「そもそも喫茶店を経営するなんて考えてもみなかったし、私にはまったく向いていないと思ったんです。」と、美智乃さん。
それまで写真館に勤めていた美智乃さんには、飲食店経営なんて未知の世界。うまくいくわけない、と思ったそう。
それがどういうきっかけで、やってみようという気持ちになったのでしょう?
「きっかけというのはないのですが、『できないだいだろ?』と言われると、悔しくて、
『できるよ!』と言ってしまう性格なんですよ・・。それがいけなかったんでしょうね・・・。」と、遠い目。
うーん、いわゆる憧れのカフェ経営、という感じではなかったんですね。
想像もしていなかった展開、何もないところからのスタートで、そこにはかなりの苦労や努力があったことでしょう。
で、美智乃店長、いまはどう思ってるんでしょう?
「・・・みんなカフェ、やってみるといいと思いますよ。こんなに嫌でしょうがなかった私でも、いまではとても楽しいですから。」
なんとなくヤケクソ感もありますが、確かに、見習いの身でお店に立たせてもらうようになった私でも、少しその気持ちがわかるような気がします。
お客様が来て下さり、コーヒーを美味しいと思って貰える、それってすごく嬉しく感じるんですよね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに。
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スロース通信もくじ
スロース通信⑤「喫茶スロースはコーヒー交差点 -COFFEE SCRAMBLE- 」
スロース通信⑥「コーヒーのおともに4コマ漫画でもいかがですか?」
スロース通信⑦「友達、恋人、先輩・・・コーヒー豆の人物像に迫る!」
スロース通信⑨「NO BOOKS&COFFEE , NO LIFE」
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この記事を書いた人
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スロース見習い店員。複数形だけどひとりです。
普段は世を忍ぶ仮の姿として主婦やってます。
ねこによろしく。
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