5月21日(木)20:00より、背中家腰楽の落語講座がございます。
落語講座と申しましても、落語を教えるわけではありません。
「落語はちょっとむずかしそうで…」という方も、
「あらかた知っているよ」という方も、
よりお楽しみ頂けるように
レジュメ、プレゼンテーション付きの落語をやらせて頂いております。
先月の演目は「へっつい幽霊」でした。
暢気なお話でワタクシも大好きなんですが、
へっつい…、なんだろう?となります、普通は。
落語には現在使われていない古い言葉がちょくちょく出てきます。
へっついとは漢字で書くと「竈」、かまどの別の呼び方です。
じゃあ今の人にも通じるように「かまど」で演ればいいかというと、
ココがムズカシイところ。
このお話では「へっつい」でないとしっくりきません。
文章では大変わかりにくいのですが、言葉の響きが変わると、
話の「伝わり方」も変わってしまうんですね。
このへんが話芸の面白いところであり、またコワいところでもあります。
またややこしい話でスミマセン…
えー、落語自体は大変のんきで楽しいものですのでご心配なく。
さて今月のお話は「大工調べ」です。
私が最初に買った志ん生師匠のレコードが「大工調べ」。
そのころから大好きなお話です。
江戸っ子の威勢の良い「啖呵」も聞きどころのお話。
皆様に大人気の与太郎さんも出て参ります。
乞うご期待!
この記事を書いた人
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岡崎北高等学校卒。 兵庫県立姫路工業大学理学部生命科学科を経て、 平成7年落語家、古今亭志ん朝に入門。 古今亭志ん一と命名される。 無痛整体創始者のもとで7年間修行後、平成16年愛知県岡崎市にて「杉田整体院」を開院。 背中家腰楽として、 落語と健康の講座も開催中。
ブログ『だいたい医療、ときどき落語』
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