11月17日(木)20:00より、背中家腰楽の落語講座がございます。
改めてお知らせいたしますが、
この12月で喫茶スロースさんでの講座は一旦お休みとなります。
さて今月の落語は江戸時代の「最強ヤンキー」が登場いたします。
その昔、江戸っ子に大人気だった職業が「火消」。
よくお芝居なんかで出てくる、いろは48組からなる町火消だけでなく、
旗本からなる定火消(じょうびけし)なんてのもありました。
この定火消の火消人足を俗に「臥煙(がえん)」なんて申しまして。
全身に俱利伽羅紋紋の彫り物を入れており、極寒のなかでも
法被(はっぴ)一枚に、ふんどし一丁といういでたち。
喧嘩早くて乱暴者も多い。
火事以外の時には「さし(穴あき銭の穴に通す紐)」を
商家の店先に居座って法外な値段で無理に
売りつけたりと素行もよろしくない。
押し売りの元祖ですね。昭和のころにはゴム紐になってましたが。
まあそれでも、当時は威勢のよさに良家の子弟までもが憧れて、
その世界に足を踏み入れるなんてことが実際にあったそうです。
日本人が好きなものの類型は江戸時代まで遡っても、はっきり形になっておりしまして。
アイドル(10代の若い娘の素人芸)好きなんかについてもマクラでお話ししましょうか。
また今回は荒くれ者にちなんだお話しということで、
江戸の庶民のゲーム
またお時間が許しましたら、株札を使った「おいちょかぶ」
を開催予定です。
手が後ろに回らない形式でやりますのでご心配なく。
どうぞお楽しみに!
この記事を書いた人
- Twitter:@sugita_seitai
- 岡崎北高等学校卒。 兵庫県立姫路工業大学理学部生命科学科を経て、 平成7年落語家、古今亭志ん朝に入門。 古今亭志ん一と命名される。 無痛整体創始者のもとで7年間修行後、平成16年愛知県岡崎市にて「杉田整体院」を開院。 背中家腰楽として、 落語と健康の講座も開催中。
ブログ『だいたい医療、ときどき落語』
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