12月の落語講座は「スロース富開催!」

12月22日(木)20:00~は背中家腰楽の落語講座がございます。

この12月で蒲郡の喫茶スロースさんでの講座は一旦お休みとなります。

最後ということでいろいろと趣向を凝らして参ります。

さて先月のお話はお客様のリクエストにお応えしての「火事息子」でした。
このお話、「勘当された子」と「勘当した親」の対面があるのですが、
「勘当」というものに対する認識そのものが随分と薄れておりますので
親子の関係性の描き方も時代に合わせて
更新しないとなかなか伝わりにくいムツカシイお話。

演目終了後はお待ちかね、
江戸のゲーム「おいちょかぶ」と「きつね」を開催いたしました。
こちらが用意したお菓子を利用する健全な形式でやっております。
もちろんですハイ。

おいちょかぶでは株札という特殊な札を使いますが(普通の花札でも代用可)、
やはり「ピシりッ」とこの札をめくる感覚ね。
子供の頃に祖母から花札を仕込まれたせいもあってか、何とも言えません。
博打のイメージが強い花札ですが、
明治~昭和初期生まれのご婦人は、たしなみとして
花札は心得ている方が多かったそうですよ。

そっれにしてもシンプルなアナログゲームは短時間でもやっぱり盛り上がりますね。
皆さんに喜んで頂けたようで幸いでした。

さて今月は昔の大道芸人、大道商人にまつわる面白いお話です。
今で言う露天商も昔は「居合抜き」や「独楽回し」といった前芸を見せておいて、
それから商売物を商ったと言われております。
売り声や口上なんて今聞いたって実にオモシロイ。
私も小沢昭一さんがテレビでやってるの見て覚えたりしましてね。

とにかく楽しいお話ですのでお楽しみに!

また演目終了後は富くじ大会「スロース富」を開催と
盛りだくさんの内容でお届けいたします。

この記事を書いた人

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背中家 腰楽杉田央之
岡崎北高等学校卒。 兵庫県立姫路工業大学理学部生命科学科を経て、 平成7年落語家、古今亭志ん朝に入門。 古今亭志ん一と命名される。 無痛整体創始者のもとで7年間修行後、平成16年愛知県岡崎市にて「杉田整体院」を開院。 背中家腰楽として、 落語と健康の講座も開催中。
ブログ『だいたい医療、ときどき落語

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