- 2015-12-1
- コーヒー, スロースコーヒー研究会, 喫茶スロースコーヒー教室
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こんにちは、喫茶スロースの清水美智乃です。
遅くなりましたが、11月のスロースコーヒー研究会の実験レポートを更新しました。
今回は抽出温度について実験してみました!
初参加の方もいらっしゃいましたので、まずは松屋式の基本の淹れ方から。
お手本を披露してくれるベテランYさん。さすがフォームがキマってる…(ノ゚∀゚)ノ⌒・*:.。. .。.:*・゜゚
いつもありがとうございます!
今回使用したコーヒー豆はブラジル・トミオ・フクダ(中深煎り)
酸味・苦味のバランスのいいコーヒーです。
(松屋式ドリップ・粗挽き・2杯分抽出)
実験は第1投目は90℃で統一し、2投目の温度を90℃、85℃、70℃、60℃に設定して抽出してみました。
初めて参加してくれたみなさんにもたくさんコーヒーを淹れていただきます。
みなさん器用な方ばかりでお上手!
さて、バタバタと慌しくコーヒーを淹れて4種類のコーヒーが用意できました!
【抽出温度・人気ランキング】
1位 85℃ 酸味、苦味も程よくバランスのとれた味。おいしい!
2位 90℃ 85℃より若干苦味があるが悪くはない。香りは強く感じる。
3位 70℃ まろやかさはあるが酸味を感じる。
4位 60℃ ぼやけた感じの味。さらに酸味を感じる。香りも無く残念な感じ。
という結果になりました。実験といっても抽出する人が違うので正確さは微妙ですが、
実際飲み比べしてみるとそれぞれ違いがあり大変勉強になりました。
今回はシティ(中深煎り)の焙煎度合ですが、85℃あたりが苦味・酸味・甘みをバランスよく溶かしていたと思います。
70℃、60℃あたりは低温すぎて豆本来の味が引き出せず、酸味を強く感じてしまいました。
豆の焙煎度合によって、それぞれ合う抽出温度も変わります。
スロースでは、第2投目の温度は中煎り85〜90℃前後、中深煎り80〜85℃前後、深煎り65〜70℃前後という設定で抽出しています。
今回は松屋式でしたが、ドリップ方法でも成分の出方が違ってくるのでなかなか奥が深いです…。
温度に関して興味のある方は、スロース店頭で気軽に聞いて下さいね。
参加者のみなさん、お疲れ様でした!!
Fさん、Mさん、美味しいお菓子の差し入れをありがとうございました!
さて、次回のコーヒー研究会は12/12(土)です。
今度はペーパーを使わずに、ステンレスメッシュのフィルターで松屋式を淹れてみたいと思います。
松屋式のいいところは渋みがなくクリアーで飲みやすい風味になるところです。
ですが、弱点はクリアーすぎて物足りなく、コクが無い点です。
以前より私の中で印象が良かったステンレスメッシュのフィルターで何種類かコーヒーを飲み比べしたいと思います。
スロースコーヒー研究会【ステンレスメッシュのフィルターで松屋式に挑戦!】
※はじめにコーヒーの淹れ方のレクチャーも致します。 コーヒー初心者の方も大歓迎です!
初めての方は10:30からしっかりレクチャー致しますので30分早くお越し下さい。
日にち | • 12月12日(土) |
時間 | 初心者の方10:30〜/ リピーター様 11:00~12:30頃 |
講師 | 清水美智乃 |
料金 | 2,100円 (リピーターの方は1,600円) |
定員 | 8名 残席5名 |
対象 | コーヒー好きの方なら誰でもOKです! |
お申し込み | 12/10(木)までに喫茶スロースまでご連絡下さい |
備考 | 喫茶スロース 080-3621-4497 |
この記事を書いた人
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毎月二回好評開催中(毎月中旬の土曜、日曜の午前に開催する事が多いです。)。
コーヒーを入れた事が全く無い方でも、かんたんですぐにマスターできる「松屋式ドリップの基礎」を毎回前半に、後半は経験者の方もお楽しみいただけるようにコーヒーについて理解が深まるちょっとマニアックな「ひとネタ」を月がわりメニューとしてレクチャーいたします。何度通っても楽しめる講座です。みんなでわいわいコーヒーを楽しみましょう。
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