『語り継ぐ戦争―中国・シベリア・南方・本土 東三河8人の証言』刊行(2014/08/06)

こんにちは、「蒲郡の歴史知っチャイナ」の広中です。

私事で恐縮ですが、この場を借りて宣伝させてください。

今年8月に『語り継ぐ戦争―中国・シベリア・南方・本土 東三河8人の証言』(えにし書房)と題して、東三河在住の8人の戦争体験者の方の証言集を出版します。さきの戦争は東アジアから太平洋までとても広大な範囲を戦場としました。そして、東三河の人々はその広大な戦地に出征したり、生活の場を求めたりしました。

私は約三年前から、東三河に住む戦争体験者の方への聞き取りをしていて、それをまとめたものが拙著です。いずれの戦争体験も貴重なもので、戦場の実態を伝えています。

ご関心を持たれましたら、書店やインターネットなどでご購入していただけると幸いです。

amazonサイト―『語り継ぐ戦争―中国・シベリア・南方・本土 東三河8人の証言』(えにし書房)

 

 

この記事を書いた人

広中一成
広中 一成「蒲郡の歴史知っチャイナ」講師
1978年、愛知県蒲郡市生まれ。2012年、愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。現在、三重大学共通教育センター非常勤講師。専門は中国近現代史、日中戦争史、中国傀儡政権史。戦争体験者へのオーラルヒストリーも独自に行っている。大学院の研究テーマとして冀東防共自治政府を取り上げてからその「魅力」にハマり、関連論文を発表する一方、通州や唐山を訪れては、往時の冀東政権にひとり思いを馳せている。

著書
「華中特務工作」秘蔵写真帖』(彩流社、2011年)
ニセチャイナ―満洲・蒙疆・冀東・臨時・維新・南京』(社会評論社、2013年)
日中和平工作の記録』(彩流社、2013年)
『中日戰爭 真實影像記錄』(暁敏翻訳、香港中華書局、2013年)

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