蒲郡駅北口前のコーヒーの美味しいカフェ 喫茶スロースです。焼きたて、挽きたて、淹れたての自家焙煎コーヒーをお楽しみ下さい。コーヒー豆の販売も行っております。

こんにちは、喫茶スロースの清水邦浩です。
ようやくおとずれた秋らしい夜風に吹かれながらスタバの屋外席で数年振りのブログを書いています。

先日、喫茶スロース読書会が開催されました。
課題図書は『限りある時間の使い方』（オリバー・バークマン著）という全米でベストセラーになったビジネス書。

この本では「時間をうまくコントロールして効率よく仕事をこなそう」という、いわゆる “時間術” 的な内容が真っ向から否定されています。
「時間を支配下に置こうと戦っても人間に勝ち目はない」という、分かっちゃいるけど目を背けたくなる厳しい現実を、筆者はひたすら手を替え品を替え訴えかけてくるのです。

では、どうすればいいのか？
拍子抜けしますが、まずは「やることを減らす」ことだそうです。
やらなくていい事にこそ夢中になってしまう性分の私には正直耳が痛い。

この本の原題は「Four Thousand Weeks」。
人の一生はおよそ4000週間しかないそうです。（寿命80歳想定）
気づけば私もすでに2000週間以上を使い切ってしまっているのかー。なんかやだな。
これを知ったとて別に焦ることもないのだけど、自分がこれからやること、やらないことをほんの少し精査してもいいのかな？と思いました。

喫茶スロース読書会は毎月最終土曜日に開催しております。
課題図書を読んだ人が集まって感想を語り合うという、一見意識高そうな会ですが、実際は飲み会に毛が生えたくらいのゆる〜いコミュニティです。
１冊の本を通じて、職業も年齢もばらばらの方達とゆるく交流するというのはなかなか楽しいものです。
本好きの方はもちろん、普段は本を読まないという方もぜひお気軽にご参加ください。（参加申し込みは喫茶スロースまで）

次回の読書会は10月28日(土)20時〜開催します。
今月は特別企画「あなたの好きな本をおしえて」と題して、みなさんの好きな本を紹介していただく会を行います。したがって、課題図書はありません。ご自身の好きな本をご持参ください。みなさんのお気軽なご参加お待ちしております。