25年前の初恋、覚えてますか?

こんにちは。

ドリーミー刑事です。

なんかキモいタイトルでごめんなさい。

初めての恋じゃなくて、初めて買ったCDの話です。

 

私が生まれて初めて買ったCD。
それは、TM-NETWORKの88年の名作”CAROL”であります。

 

 

いやちょっと笑わないでください。
こっちだって、「初めて買ったCDはベルベットアンダーグラウンドで…」とか言ってみたかったですよ…。

 

しかしまあ、当時小学生の私がそのアルバムを死ぬほど聴いたという事実は変えられないわけで。

 

 

その”CAROL”のリリースから30年近くたった今年、TMのメンバー3人(と、スタッフ)が当時のレコーディングの様子(ロンドン録音)を振り返る、というTV番組がNHKで放送されました。

 

 

当然のことながら私も、目頭を熱くしながら真剣に見ました。一緒に見てた妻が引くくらいに。

 

 

ここには書き切れないくらいのお宝エピソードが満載でしたが、中でも、マスタリングを担当したスティーヴ・ナイという超大物エンジニアをイギリス人スタッフ全員が畏怖しており、ナイ氏に怒られないサウンド(完璧な音程・テンポ)を追求すべくTMのメンバー(プロデューサーの小室哲哉ですら)がしごかれた、という話。

小室哲哉が子供みたいに当時のことを話していた姿が印象的でした。

 

 

 

番組を見終わって、さっそく久しぶりに”CAROL”をかけてみたんですけどね、本当にびっくりするくらい音が良かったです。

クリアで、分離感があって、どこまでも伸びて行くような、キラキラとした音で。
スタジオ、録音、マスタリングでここまで違うものなんですね、と感動を新たにした次第です。

 

 

 

 

さて、そんなスティーブ・ナイ氏のことが気になって、ちょっと調べたみたところ、私が大好きなイギリスのバンド・XTCのプロデュースもしてました。

 

というわけで、今回はナイ氏がプロデュースしたXTCのアルバム”Mummer”から”FUNK POP A ROLL”をご紹介します。
いかにもXTCらしい、キレとねじれを感じさせるロックです。

https://www.youtube.com/watch?v=4Ze38iFqH-0

 

 

せっかくなんで、こちらも貼っておきます。
間奏の ハーモニカはナイ氏も絶賛だったそうです(映像では宇都宮隆が吹いていますがレコーディングでは木根尚登が担当)。

 

では今回はこの辺で。

この記事を書いた人

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ドリーミー刑事
スロース読書会のブログ担当。

好きなバンドはThe Smithsとサニーデイサービス。
学生時代に池袋でDJをしていた黒歴史も。

洋邦のポップミュージック全般を広く浅く愛してます。

買ったCDの記録を淡々とつけていくブログ書いてます。

 〜ドリーミー刑事のスモーキー事件簿〜
 http://dreamy-policeman.hatenablog.com/

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