こんにちは、喫茶スロースの清水美智乃です。
先日、台湾にハマっているダンナさんに誘われて 『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』を観に行ってきました。
こちらは『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 』というテレビ東京の不定期で放送されている人気番組の映画版です。
太川陽介さん・蛭子能収さんコンビにマドンナ(女性タレントのゲスト)1人を加えた3人が、日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地への到達を目指すという番組です。
今回はなんとは台湾ロケ!
私は番組自体は一度も観たことはありませんでした。
何の知識も無くいきなり映画を観ましたが…
想像以上に( ←失礼な)
とっても、面白かったです!!
(特に蛭子さんのボヤき芸?に)
今回の台湾の旅には三船美佳さんがマドンナ役として参加。
出演者それぞれの役割がバシッとキマって観ていて気持ちが良かったです。
・太川さんはゴールまでのルートを考える頼もしいリーダー。
・蛭子さんは場の空気を読まず毒を吐き、何かにつけてボヤくがどこか憎めない。絶妙な笑い担当。
・マドンナ役・三船美佳さんはサービス精神旺盛で場を和ませるムードメーカー。
この映画を観ていて、特に私が学んだ点は三船美佳さんのサービス精神です。
旅の道中では蛭子さんのネガティブなボヤきや子供っぽい行動に対し、まぶしい笑顔でかわす三船美佳さんの対応が素晴らしかったです。
三船さんが仏様のように見えました。
「私…あんな風に出来ないわ…!」とショックを受けつつも、感動したのです。
一生懸命バスを探す太川さん、移動中はひたすら寝る蛭子さん。
そこに明るく気遣いのある三船さんがいたので場がもっていた気がしました。
しかし、ワガママやボヤきをすぐ口に出してしまう蛭子さんですが
なぜこんなにも人々から愛されているのでしょうか?
蛭子さんは自分のダメな部分を受け入れて、それを隠さずオープンにしている所が人々にウケているのかと思います。
もちろん、見ているだけで思わず笑ってしまう天性のユーモアセンスを持ち合わせているのもありますが。
長年コンビを組んでいる太川さんをはじめ、周りの方達の優しいフォローのおかげもある気がします。
そういう温かい場があって「蛭子さんはしょうがないなぁ」と笑えるのだと思うのです。
とはいえ出演者のみなさんはエンターテイメントのプロフェッショナル。
これはテレビや映画でのやりとりの話ですが、
私たちの周りでも仕事やお付き合いの中で、少なからず自分の苦手なタイプの方と接する機会もあると思います。
スロースのカウンターは8席のみの小さな空間ですが、お客様はその場を全く知らない方達と共有することになります。
時にはすごく個性の強い方もみえます。
正直「えぇ?」と返答に困るというシチュエーションもあります。
お話していてうまくいった!という時もありますが、まだまだ私は未熟者…。
今日はダメだったなぁーと反省する事もあります。
皆さんの貴重な時間、スロースで過ごす時が居心地のいいものであるようにと、
内心はいつもハラハラ・ドキドキしています。
『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』でネガティブ意見を放つ蛭子さんを上手くあしらう共演者の立ち振る舞いは、「高度なコミュニケーションテクニックなのではないか!」と思いました。
コミュニケーション勉強中の私にとっては大変いい気づきがありました。
今まで放送してきた『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』も観たくなりました!
ちょっと癖があったり、ボヤきが口癖の方が周りにいてお困りの皆さん、よかったらこの番組をぜひチェックしてみて下さい。(どんなオススメだ…)
人を変えることは難しいけど、自ら少し視点を変えるだけで心持ちも変わると思います。
ユーモアで楽しいコミュニケーションが築けたらいいな!と日々考えている、
喫茶スロース・清水でした。
(ひどい言い方してきましたが…蛭子さん、面白くて最高です!)
映画のパンフレットをスロースのカウンターに置いておきます。
旅に行った気分で楽しめますのでよかったら手にとってみて下さい♪
※今回の映画は台湾が舞台でした。
台湾に興味のある方はダンナさんの台湾旅ブログもよかったらぜひ覗いてみて下さい♪
この記事を書いた人
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ナマケモノのようにのんびり、ゆっくり過ごしていきたいです。
好きなことは、コーヒー研究・イラストを描くこと・こけし収集・ラジオの人生相談を聴くこと。
古いこけしにロマンを感じ、収集して楽しんでいます。
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