(画像は7/18(金)の教室で提供された珈琲です。)
残暑お見舞い申し上げます。マトリョミン教室講師のタカフミエです。
ちょうど一か月前、7月のマトリョミン教室では、マトリョミン部で久しぶりに録音をしました。
今回は単に練習の記録ではなく、ある作品を意識したものです。曲は、「コロブチカ」というロシア民謡。
時間の制約があり、1フレーズを15秒という時間内に収めるため、BPM=132という速さで弾くことにしました。
15秒のフレーズ×3回を1セットとし、5テイク録りました。。3回を1セットにしたのは理由があります。
立ち上がりの1回目は、頭の音が揃わなかったり、演奏が安定しない→2回目で調子に乗ってくる→3回目で本気出す。で、3回目を作品として使用する。という作戦。(さくせん?笑)。。そのためにギターKさんのワンツーカウントと、マトリョミン独特の導入音は泣く泣く削りましたが。。
さて、1テイク目はとても丁寧で動きにもキレがあり、初回特有のビギナーズラック的な良さがありましたが、スピード感がもうひとつ。
回数を重ねればどんどん良くなるかと言えば、4、5テイク目は集中力が切れたり疲れが出てきたりで?演奏も不安定に。まあ、練習も含めたら同じフレーズを都合20回くらい弾き続けているわけですからね。
採用となった3テイク目は、少し粗さはあるものの、スピード感と迫力のある良い録音となりました。中でも、2回目〜3回目へ少し速度が上がっていく疾走感・ギターとマトリョミンの一体感が素晴らしかったです。
(と、私は思っています。はい。)
15秒の「作品」は、出来上がり次第公開の予定ですので、お楽しみに、気長にお待ち下さい。
マトリョミン教室は金曜夜の開講で、参加して下さるみなさんの疲れがピークなはずなのですが、疲れた〜と言いながらも楽しそうなのは、私の勝手な思い込みでしょうか。
採用テイクの動画は撮れませんでしたが、最後の最後に動画用にホントに最後の力を振り絞って演奏していただきました(←鬼)
みなさん、お疲れさまでした!
この記事を書いた人
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タカ フミエです。
ロシア生まれの電子楽器・テルミンを演奏します。
1999年より竹内正実氏に師事。
2003年からはマトリョミン奏者としても活動を開始。
海外を含む各地での演奏会やTV・ラジオ・CDなどの収録に参加の傍ら、
名古屋・岡崎・蒲郡で演奏教室を担当。
参加CD
2009年『曙光』
2011年『Resonance-1』
2013年『マトリョミン10年のあゆみ2003-2013』
電子楽器だけど、アコースティックな温かさがある「マトリョミン」、
一緒に弾いてみませんか。
マトリョミン教室の詳細はこちら
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