こんにちは、モリカズキです。
電子書籍はまだ始まったばかりで色々と問題があるようです。
今日は、2014.1.25(土)の中日新聞朝刊に掲載された
「電子書籍戦国時代」という記事を紹介してみます。
業者撤退で本が「消滅」
・ローソンが運営してきた「エルパカ・ブックス」が2014年2月下旬に終了。
・エルパカのシステム管理の出費がかさむ一方、売上は増えない。
・購入した本が読めなくなるので、エルパカの利用者に購入した金額分を電子マネーで返金する。
・電子書籍は通常、書籍そのものではなく、内容を読むライセンスが販売されている。中日新聞 2014.1.25(土)朝刊より
電子書籍を販売する会社はたくさんあります。
どこが生き残り、どこが滅んでいくのか今はまだわかりません。
乱立している状態で、各社生き残りをかけて戦っています。
現状Amazonの一人勝ちの状況は変わりませんね。
著作権、税制 穴だらけ
・ネット上の「海賊版」を削除申請できる権利は作者が持っているが、出版社にはない。
・文化庁は、電子書籍を含めた出版権を出版社が持つように著作権法の改正を目指している。
・海外サーバーから配信される電子書籍は消費税の対象外。
・楽天コボやAmazonはサーバを海外に置いている。
中日新聞 2014.1.25(土)朝刊より
電子書籍が複写されるケースは少ないと思います。記事ではそのあたりがごっちゃになっている気がします。
あくまでも「自炊したデータ(裁断してスキャナで取り込んだもの)」が頒布されているケースが多いです。
雑誌だとか漫画だとか、本当に一瞬で世界中に頒布されています。
これらを取り締まるのは正直難しのではないでしょうか。
むしろ、紙の本を出すと同時に電子書籍を出すことが「海賊版」を無くす一手だと思うのですが・・・。
電子書籍市場は、2017年には2012年の3倍近くになるという調査結果もあります。
今後どうなるか期待を込めて見守りたいです。
スロース出版の電子書籍の応援もよろしくお願いします。
この記事を書いた人
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愛知県出身。大学・大学院とソフトウェア工学を学ぶ。
システムエンジニア、Webディレクターとして業務に携わる。
現在はフリーランスとしてホームページ作成、Web開発、コンサルティング、執筆や講演などを行う。
著書: 個人事業主のための『時間を無駄にしない』ホームページ作成マニュアル
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