蒲郡駅北口前のコーヒーの美味しいカフェ 喫茶スロースです。焼きたて、挽きたて、淹れたての自家焙煎コーヒーをお楽しみ下さい。コーヒー豆の販売も行っております。

こんにちは、スロースの清水です。
去年の12月に読書会を開催しました。
お忙しい中参加してくださった皆様、ありがとうございました！

今回の課題図書は成熟スイッチ (著 : 林真理子)でした。
日本大学理事長に就任された人気作家の林真理子さんが9年ぶりに書いた人生論で、成熟した人生を送るヒントが書かれています。

まえがきに「年をとって、後輩に成熟の素晴らしさを教えてくれる人と、老いの醜さを見せつける人がいます」という文章があり、すごくドキッとしました。
若いころはさほど違いがなかった人たちも歳月を経るとまるで別世界の住人のように振り分けられてしまう…。

自分はこれからどんな風に歳を重ねていくのだろう？
ふと何十年後の自分を想像してみましたが…ぱっとその姿が想像できませんでした。
歳を重ねるにつれて人から注意されることも減り、1人で店をやっているとダメ出しや苦言をしてくれる上司もいません
(あ、たまにダンナさんが注意してくれます。有難いです…)
このままだと自分を客観視できず、この先どんどん頭の固い頑固者になっていく気がします。ちょうど危機感を感じていたので、この本はまさに私が読んでおくべき本だと思いました。

私は林真理子さんの本は今まで読んだことはなかったのですが、今回読んでみてめちゃくちゃ面白い方だな！と思いました。
林さんは自由奔放に見えて人情に厚く気配りがあり、周りを楽しませるユーモアやサービス精神旺盛で素敵なお方。
この「成熟スイッチ」も読んでみて大変勉強になりました。

読んでいて色々な名言がありましたが、「第四章　人生を俯瞰する」が印象に残りました。

”人生という長い時間軸の中で現在を俯瞰して考えると、見えてくるものがあります。俯瞰力とは、つらい時や悲しい時に自分を慰めてくれたり、笑いに変えてくれたりもしますから、人生の味方につけておくと心強いですよ。”

いいお話だなと思いました。毎日慌ただしく過ごしているので、ちょっと落ち着いて自分の事を俯瞰して考える時間を作ろうと思います。

今回の読書会では私より若い世代の参加者さまも参加されていたので、苦手な年上の方はどんな感じですか？と尋ねてみました。

・自分の考えを押し付けてくる
・話が長い
・人の話を聞かない
・自分の世代特有の言葉や方言で話す

などなど…色々とリアルな意見が聞けました。私も気をつけなきゃな…。

読書会ではいつもみなさんの本音トークが聞けるのですごく面白いです^^
有難いことにスロースに来てくださるお客様は素敵な方ばかりで、今回もたくさん興味深いお話が聞けて大変勉強になりました。

成熟スイッチの本はスロースのカウンターに置いてありますので、興味がある方は読んでみてください♪

★1月の読書会課題図書は『激安ニッポン』谷本真由美(著)です。
よかったら一緒に語り合いましょう^^
日時 : 1月27日(土)20時より
参加費:2200円(1ドリンク付き)
場所 : 喫茶スロース2階定員 : 7名様(定員になり次第締め切らせていただきます)＊課題図書を読んできて下さいお申込み方法 : お名前、参加人数・電話番号をお伝え下さい。インスタDM、メールslothcoffeebeans@gmail.com、電話080-3621-4497までお申し込み下さい