2月度喫茶スロース読書会『えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる』②

waseda

こんにちは。

ドリーミー刑事です。

2月の課題図書『えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる』の著者、小山田咲子さんと私は二歳違い。

まったくの同年代であり、私は彼女が通った大学にあっさり落ちて、似たようなテイストの近所の大学に在籍しておりました。

 

なので、ここに書かれている学生生活の雰囲気は大体分かりますよ、と言いたいところですが、ワタシはこんな意識高い系の学生じゃなかったし、もう少しぶっちゃけると『あー地方から東京の大学入って写真とか演劇とかインドとか、自分探しとかしちゃう人とかいたよね』と超絶ちっちゃい奴モードで読んでおりましたよええ。

 

 

なんというか、不遜な感じがしてたんです、自分探し。

 

親のスネかじってるだけの俺やお前なんて、別に大した人間じゃないし、わざわざ探すほどのもんじゃないだろ?旅人なの?中田英寿なの?みたいな。

 

まぁ、結局モラトリアムを前向きに謳歌できる人達が羨ましかっただけなんですけど。

 

そんなわけで、はじめは『このリア充自分探し日記を延々と読み続けるのだろうか』と絶望的な気持ちになりながらページをめくっていたのですが、読み進めるうちに不思議とそういう気持ちが治まってきました。

 

その理由は、日が進むにつれてレベルアップしていく文章に引き込まれてしまったからなんですね。

 

中盤くらいになると、なんか大物作家のコラムのような余裕まで感じる筆致で、序文で鴻上尚史氏が書いていた『この人はいずれ何らかの形で世に出るはずの人だった』という意味がよく分かる気がしました。

 

 

しかも、ただ単にテクニックに優れた文章というだけじゃなくて、年輪を重ねたかのような深い洞察と、若者らしい真っすぐすぎる頼りなさを共存させて、日常を捉えているところが独特というか、特別で。

 

今となっては、この人は自分探しをする資格のある人だった、ごめん、俺なんかと比べて、という気持ちです。

 

俺なんかもし自分が学生時代に書いた文章を誰かに見られたら、恥ずかしくて軽く発狂しますよ…。

 

-2月度喫茶スロース読書会-
2月28日(金) 20:30〜22:00くらい
会費:1000円(1ドリンク付き)
課題図書:小山田咲子著『えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる』

 

この記事を書いた人

ドリーミー刑事
ドリーミー刑事喫茶スロース読書会広報係Twitter:@slothcoffeebook
ドリーミー刑事(会社員)
スロース読書会の常連。
日々、古今東西の素敵でキャッチーな音楽を追い求める夢見みがちなおっさん。B型。犬が好き。

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喫茶スロース読書会はコーヒーやビールを飲みながらその月の課題図書について感想や意見をシェアする会です。雰囲気はかなりゆるめです。
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